下駄戦記とは何か?
京都の伝統文化に関心のある立命館アジア太平洋大学(大分県)の1年生のSera Yakumo君が2020年8月に下京区の「ますや履物本店(京都市下京区 寺町通松原下る植松町703)」で下駄を購入したことから始まったプロジェクトです。
その後、大分県の大学に通うSera君は、寮生活や日常生活のなかで下駄をはいてその価値や課題について探求を始めました。また、関西や九州で下駄の関係者を渡り歩いています。
下駄戦記では、その探索の日々を綴っていきます。
下駄戦記vol.1
昨日は下駄を履きながら、カレーを作りました。
料理の時、何度か調味料や食材を取るためにキッチンと結構離れた自分の部屋とを何度か往復しました。何度も往復しているうちに、下駄より普段はいているサンダルの方がさっと移動するという面では便利だなと思いました。自室では土足禁止なのですが、下駄を毎回脱がないといけなくて、サンダルよりも下駄の方が脱ぎにくかったです。3時間ほど、ほぼ立ちっぱなしで料理を作っていましたが、あまり足の疲れというものを感じませんでした。疲れやすい物と思われがちですが、案外疲れない物なのかなとも思います。
写真を見ていただけたら、分かる通りいつもより姿勢がいいかなと思います。下駄を履いていたら、みんなに下駄に注目してもらえました。みんな下駄に対して結構興味があって、自分が履いてみたいって言ってくれた人もいました。
Yさんが言われていた通り、自分が楽しそうにしているところをみんなに見せていると自然に人が寄ってくることを改めて感じました。相変わらず、下駄のカタッカタッという音には癒されています。では、また!
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