「笑う門には福来たる」~笑いヨガで健康革命~
こんにちは!学生スタッフの長倉です。さっそくですが、みなさんは生活するうえでなにが一番大切だと思いますか?私は“心も体も健康であること”が生活するうえで一番だと考えています。いきセンでよく耳にする「笑いヨガ」。「ヨガ」は聞いたことあったのですが、「笑いヨガ」ってどんなことをするのか興味を持っていました。そこで、笑いヨガの活動をされている上田弘子さんにインタビューしました!
笑いヨガとは?
「笑いヨガ」は、「笑い」と「ヨガ」を組み合わせた健康体操のことです。もっと簡単に言うと、笑顔になるヨガです!!笑うことは私たちに様々な効果を与えてくれます。身体的効果・心理的効果・生活改善効果・社会的効果です。笑いヨガを行ったことで、ストレスが原因の一つである、高血圧、心臓病、うつ、喘息、関節炎、アレルギー、筋肉の硬直等の軽減や完全に良くなったという報告が日々あるそうです。ヨガは、ヨガマット等必要な用具がありますが、笑いヨガは、必要な用具は一切なく自分の身体一つでできるため、誰でも気軽に始められます!!
みなさんは、1日でどのくらい笑っていますか?また、大人と子供それぞれ1日に何回笑うと思いますか?
私は、そもそもどのくらい笑うか、数えたことがなかったです…。多くて30回くらいかなと思っています。
大人になればなるほど笑顔は減っていきます。1日に子供は300~400回笑う一方で、大人は10~20回と、子供の15分の1しか笑っていないそうです。グラフで表してみると大人の笑う回数の少なさがとてもよくわかります。
笑うことは心と身体の健康を保つために重要なことです。にもかかわらず、大人になると笑う回数が減ってしまいます。これを課題と感じ、年齢関係なく多くの人に「笑いヨガ」について知ってもらいたいと思うようになりました。そこで、今回上田さんに「笑いヨガ」のおすすめポイントや活動内容についてインタビューしました!!
以下インタビュー内容です。
笑いヨガティーチャー・アンバサダーの上田弘子さんにお話を伺いました。
・1952年生まれ
・元看護士
【持っている資格等】
・ラフターヨガインターナショナルユニバシティ認定ラフターヨガティーチャー 認定ラフターアンバサダー
・日本笑い学会会員
・日本レクリエーション協会 所属教会大阪府 レクリエーションインストラクター
・看取り士・ペット看取り士
・認知症予防音楽ケア体操指導員
・介護予防指導士
・認知サポーター
●笑いヨガを始めたきっかけ
笑いヨガに出会ったのは。9年前の2015年。仕事上の人間関係からのストレスでうつ気味になってしまったそうです。その時、元看護士で伏見区の笑いヨガ講師を担当している方と出会い、笑いヨガを始めたそうです。自分の体一つで参加でき、明るい気持ちになれる笑いヨガに心を動かされたそうです。
●いきセンで始めることになった経緯
いきセンの前に、老人福祉センターで活動していたそうです。そこで、いきセンで働いている職員に出会い、伏見区のいきセンを紹介してもらったそうです。活動のきっかけは、地域の人から「笑いヨガをやりたい」という声が上がったからだそうです。実際に活動してみると、楽しかった、もう一度やりたいという声がたくさん上がったため、継続して活動されているそうです。
●笑いヨガのオススメポイント📍(2つ)
1. “元気が出る“
笑いヨガをやると吸って吐いての肺呼吸が深くできるから、身体がポカポカになり、肌もつやつやになるそうです!!身体の中も外も美しく、元気になれるそうです。
2.“笑うから楽しくなる“
これは笑いヨガの特徴です。普段の皆さんは、-楽しい、面白いことがあるから笑う-のだと思います。ですが、笑いヨガは、-笑うから楽しい-のです。人の笑いにつられて笑ってしまうことと似ているのかもしれません♪
●笑いヨガをやってきてよかったこと・隠れた苦労
参加してくださった多くの方から、楽しかった、体がポカポカした等と伝えてくれることが嬉しいとお話してくださいました。また、一番笑いヨガをやって良かったなと感じた瞬間は、うつ症状だった参加者が元気になったと伝えてくれたことだそうです。上田さん自身も同じような過去があるからこそとても嬉しかったとおっしゃっていました。
笑いヨガを続けていくうえでの苦労は、ネタ探しだそうです。笑いを日常の行動と繋げることでより楽しくなるそうです。また、体操とも組み合わせるように意識しているとおっしゃっていました。体操と組み合わせることで、心だけでなく、身体もよりポカポカしてくるようです!!
●笑いヨガ参加者へ
「各回、先着順だったり、定員が決まっていたりで参加が難しいこともあるかもしれません。そこはとても申し訳ないですが、たくさん参加してくださるとうれしいです!座って行うことも可能なので、年齢、ハンデ問わず、ぜひ笑いヨガで元気になってほしいです!」と熱くお話してくださいました。
●これから
上田さんの中で、皆さんに元気になってほしい、健康に生きてほしいという大きな思いがありました。その手段として、「笑いヨガを行ってほしい。」だからこそ、「もっと知ってもらいたい。」とお話してくださいました。また、今は高齢者の方の参加が多いので、子供や学生にも参加してほしいとおっしゃっていました。こどもや学生など若い世代が参加してくれることで、今よりもっと明るくて楽しい場にできると考えておられました。
最後に、インタビューをして。
私自身も上田さんと同じく、「皆が元気に、健康に生きてほしい」という思いがあります。同じ思いを持った方に初めて出会えたので、インタビューを受けてくださった上田さんには、心から感謝しております。今後、笑いヨガの認知が広がり、どの世代からも笑いヨガって良いなと思ってもらえるようなものになるよう強く願っています。今回のインタビューがその一歩になったらいいなと思います。また、私自身も近いうちに笑いヨガを体験し、周りの人にお勧めしていきたいです。
上田さんありがとうございました。
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